私は2024年3月にガソリン車からEV(TESLA モデルY)に乗り換えました。約4ヶ月、走行距離3,000km乗って分かったメリット、デメリット、EVに乗り換えてOKな人の条件をお話します!
電気自動車(EV)のメリット
① 燃料費がおさえられる
なんといってもEVの最大のメリットはやっぱり燃料費(電費)の安さです。ガソリンと比べて、電気代は割安です。ただ電気代も高騰してきているので、メリットとしては薄れてきてしまっていますが。。。
ただ、後述する電気自動車(EV)に乗り換えてOKな人の条件の1つでもあるのですが、自宅に太陽光パネルが設置されている人は、かなりの節約になります!
私の場合は家充電(太陽光発電)なので、遠出したときに以外は燃料費(電費)はほぼゼロです!
太陽光パネルの設置費用、パワコンの交換費用があるじゃないか!とおっしゃる方もいるかと思いますが、どれぐらいで元が取れるかなどは別の記事でお話しようと思います。
② 車内がとても静か
次に、エンジンがないため走行中車内がとても静かです。特に小さなお子様がいる方はメリットだと思います。街中だけでなく、高速道路でもロードノイズは若干入るもののかなり静なので、音楽を楽しんだり、わざわざ大きな声を出さなくても普通の声量で会話ができるのでとても快適です♬
③ 補助金が出る
国や地方自治体からの補助金制度が充実していて、EVを購入する際にかなりの金額がサポートされます。これによって、初期費用を抑えることができるので、経済的な負担も軽減されます。私の場合は65万円が補助されましたが、住んでいる場所によって、100万円以上の補助が出るケースもあるので、これはかなりのメリットです!
※ 助成金については2024年3月時点の情報です。
④ メンテナンスの手軽さ
メンテナンスは、ガソリン車に比べて手軽です。エンジンオイルの交換不要だったり、回生ブレーキによって、ブレーキパッドの消耗が少ないなど、経済的なメリットですね。2025年3月に1年点検があるので、詳細はその時に記事にしようと思います!
⑤ あらかじめエアコンを入れておける(アイドリングの概念がない)
これは地味に嬉しい機能です。外出前やショッピングをして車に入ると夏は灼熱、冬は凍えるような寒さになってしまいますよね。これが、EVの場合はあらかじめ車内を適温にした状態でドライブを開始できるんです。アイドリングという概念がないので、周りにも迷惑をかけず快適な車内にすることができるので、キャンプなどの車中泊をする方にもおすすめです!
⑥ 排気ガスを出さない
環境への配慮も大きなポイントです。EVは排気ガスを出さないので、地球環境に優しいです。これからの時代、環境への意識が高まっているので、EVに乗ることでその一環として貢献できるのは気持ちがいいですよね。
ただ、EVは廃車になった時に電池のリサイクルができないことから、結局環境に良くないのでは?という意見もあります。この件については新たな技術が出てくることを期待して、温かい目で見守って行こうと思います。
EVのデメリット
① 走行距離が短い
まず、EVのデメリットとして挙げられるのがやはり走行距離の短さです。ガソリン車に比べて、一回の充電で走れる距離は約半分程度です。私が乗っている「テスラモデルY」はカタログ値で507kmですが、実際に走れる距離は430km程度です。エアコンをガンガンに入れたりするとさらに航続距離は短くなります。
長距離ドライブをする時には、途中で充電する必要が出てくるので、充電スポットがどこにあるのかなど、旅の計画を立てるのがちょっと手間だと感じるかもしれません。
② 充電スポットが少ない
ガソリンスタンドに比べると充電スポットはまだまだ数が少ないのが現状です。特に田舎の方に行くと、地域によっては充電スポットがないことがあるので注意が必要です。
③ 充電時間が長い
充電時間が長いというのもデメリットです。ガソリン車なら数分で満タンにできますが、EVはそうはいきません。普通充電なら数時間、急速充電でも30分から1時間くらいかかります。忙しい時や急いでいる時には、これがかなりストレスになりますね。
④ マンション住まいの人が充電しづらい
マンション住まいの人が充電しづらいという問題があります。自宅に充電設備がない場合、近くの充電スポットに行かなければならず、毎回それが手間になります。一戸建てなら自宅で充電できるので問題ないんですが、マンションだと共用部分に充電設備がない限りかなり不便です。
【結論】それでもEVでメリットが出る人の3つの条件
【条件1】自宅で充電できる
これは絶対条件と言って良いと思います。自宅で充電できない人は、間違いなくガソリン車、ハイブリット車の方が良いです。EVはおすすめしません!
自宅充電することによって、デメリットの「② 充電スポットが少ない」「③ 充電時間が長い」を解消できるからです。
街乗り程度なら自宅を充電100%で出発して、帰宅すると80%〜90%のことが多く帰宅した瞬間に充電開始すれば、次の日には余裕で100%で出発可能です。
遠出した場合は、当然外での充電が必要になりますが、私が乗っているテスラの場合、スーパーチャージャーという急速充電スポットが主要都市に設置されていて、今のところ不便はありません。この急速充電器、自宅充電の約80倍のスピードで充電可能です。実際の例ではトイレ休憩の13分間で約25%を回復させることができました。
ただこれだけでは、燃費(電費)の良さのメリットを最大限に享受することができないので、条件2に続きます。
【条件2】自宅に太陽光パネルを設置している
太陽光パネルを設置されているなら、自宅充電の費用を限りなく0円に近づけることができます!
我が家のパネルの容量や電気代などは別記事でお話しようと思いますが、今のところ自宅充電はほぼ0円で運用できています。そのためには条件3に続きます。
【条件3】車で出勤しない
蓄電池が設置されていれば別ですが、自宅充電を0円にするには太陽が出ている時に充電することが必要です。理想的な運用方法は、平日仕事をしている日中に充電しておいて、週末のドライブに備えるといった感じです。とはいっても平日街乗り程度で使ったとしても、太陽が出ている時に充電してしまえばほぼ電気代は0円運用可能です。
裏を返せば、職場に車で出勤している方(夜勤以外の方)はこれができないということになってしまいます。
まとめ
私の場合は3つの条件が満たされているため、EVに乗り換えてとても満足です!
ただ、マンションぐらしの方が多い中、この条件を満たせない人の方が多いのでは?そんな中、国はEVシフトを押し進めているのは、若干違和感がありますよね。しかも全国民がEVにしたら、電気は確実に足りなくなってしまいます。
国の施策はなんとも中途半端なので、EVに否定的な方もいらっしゃるのだと思いますが、条件さえ満たされていればとても良い乗り物だということは間違いありません!
まだそのメリットに気づけていない人に届くように今後も情報発信していきたいと思います!
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